独りでいる時におもしろいことに遭遇すると爆笑するわけにいかないので困る。
でもかなりおもしろいので心の中では手を叩いて笑っている、その波動だけが体に伝わりおもわず
プルプルなるのです。
私は先日、独りでいる時、三度かなりおもろいことに遭遇した。
一度目。大阪の母より宅急便が届いた。
いつものごとく有り難い日常品が詰まった愛の一箱だ。
その中に、母お手製の結婚式のフォトブックが入っていた。写真データから抜粋して切り抜きイラストレータで素敵にコラージュされたA4のシートが10枚程クリアファイルに入っている一品。
式から、披露宴、二次会まで印象的な台詞や言葉など参列者の名前も添えてあった。
その中で、役者は劇団員だけのごくごく少人数で行った披露宴の写真のコーナーでの事。劇団員も全員いい顔で抜かれていて、その下に名前や言葉が書いてあった。
ありがとう勲人さん、よろしくね、くーやん、等々。さだくん、夢くん・・・・・あれ?
治がいない。
そう、治の写真の下には、
“はじ君”と書かれていた。
手が震えた・・・大爆笑だ!
お母さん、それは治です・・・。以後お見知り置きを。
※はじ君・・・発砲では主に「ゴメンバー」「ジャスキス」などの作品でアクション関連でお世話になっている俳優さん。身長がほぼきだつよしと同じなため、きだつよしの吹き替えは彼でないとできない!筋肉美でいうと治といい勝負である。
二度目。雑誌の付録のポーチ入りのエコバックを初めて使った日の事。
スーパー袋が有料のスーパーで買い物する際に持っていった。
レジを済ませ、いざポーチをオープンしたらそのエコバックとやらは小学生の上履き入れくらいの大きさしかなかった。小さい・・・小さすぎる。
牛乳パック一本でパンパンだった。
やばい、大爆笑だ・・・。なんで大きさを確かめなかったんだ・・・。
スーパーで驚くほど小さなエコバックを握りしめ、心で泣いた。
私の中で、エコバック=お買い物バックだったのだ。
やむをえず、あとから6円を握りしめスーパー袋をレジに買いに行った。
三度目。今日。私鉄からメトロの乗り継ぎ切符を購入した。乗り換えの時、自動改札を通ったが切符が出てこなかった。
「え???」「あ〜も〜」でも電車もぎりぎり「すみません、切符出てこなかったんですけど〜」って言ってる時間もないよ。
次の人に定期も出てきている。もう諦めて地下鉄の切符買おう!と思ったとき、自動改札の切符の取り出し口に一枚切符が落ちていた。
とっさにそれを拾った。明らかに私のではない。どうせ使えないものだろうと見たら、私が乗った駅の遙か遠くから今朝、乗車した方の切符だった。なんとよく見ると地下鉄190円の乗り換え切符だった。私が自分の駅から買っていたのも地下鉄190円だった。
あぁ神よ。
でもそんな切符を勝手に使ってしまった私。
ま、こんな事が一日二日の間に起こったわけで。
じわじわ来るのよ、こういう笑いは・・・。